◎2012.4.5 祝☆新メンバー加入
レポート:鷹霧 要
「カレーとラーメンしか食べないです」
そう言いながら、ブンちゃんオススメの「夢ごこちクリームチーズ」を食している彼・・・ドラム&パーカッション担当のMACHIさんを見つめながら、きっとこの人ならアクの強い「すなどけい」メンバーにも、問題なく馴染めただろうと安堵した、私、鷹霧要だった。
2012.4.5。
例の如くの待ち合わせ場所である居酒屋にて。
私は初めて、今回から参加するメンバー、MACHIさんに会った。
MACHIさんは今回から参加。
しかも「すなどけい」初めての新規加入メンバーだ。
ちなみに途中から参加のブンちゃんは、創設メンバーながらも、たまたま日程が合わず、ライブ2回目からの参加になったわけなのだ。
何度か音あわせした感触をRisaから聞きはしていて、実力はすなどけい随一。リズムの主軸を取れるメンバーが居なかった中で、ドラマーという立ち位置から、願ってもいない加入なのだが・・・。
問題は、演者としての実力よりも、もっと重要なことがある。
すなどけいのコンセプトは、皆で、楽しく演奏しよう。なため、加入条件に実力は関係ない。
過去のライブをご覧になった方はお気づきかと思うが、
Risa⇒ギター初心者
CAP山⇒ギター歴は長いが、趣味程度
ブンちゃん⇒ベース初心者
という集まり。
当然、まだまだ、まとまりなど取れるはずもないのだ。
だからこそ、MACHIさんの加入は願ってもいないことだった。
が。
とにかく「すなどけい」はメンバーの個性が強すぎて、MACHIさんが馴染めるかが、私としてみれば最大の心配事だったのだが・・・。
様子を見る限り、MACHIさんも相当の曲者らしいことが分かった。
「MACHIの酒、ちょっと頂戴」と言って、自分の空のグラスを差し出したCAP山に、
1度目は、一口もないほどの酒を提供。
文句を言ったCAP山に対し、2度目はもう少しだけ加えて提供。
さらに少ないと指摘され、3度目は自分の酒のほとんどをCAP山のグラスに注ぎ、空になった自分のグラスをCAP山に渡しており。
・・・年長者のCAP山を、手のひらで転がしていた。
目の前で繰り広げられる寸劇に。
どうやら、心配の必要などなかったようだった。

そして、ライブ会場へ。
すなどけい以外、全て演者は1人というライブだった。
店内は今日も、そこそこの人で溢れていた。
いつもは出演直前まで居酒屋で飲むメンバーだったが「リハーサルで聞いた時、スゴイ上手な人がいた」ということで、早めに居酒屋を切り上げ、会場へと入った。
当日会場にいた方なら、メンバーのいう「上手な人」が分かってしまうとは思うが、確かに音楽には詳しくはない私でも分かる。何故プロになっていないのか、不思議なくらいだった。トークも演者としての実力も申し分なく、これが見れたのはラッキーだったと思う。
ギターの弾き語りが多かったが、私が注目したのは「小野寺通」さんという方が、キーボードの弾き語りというスタイルを取っていたことだった。
昔は私もピアノを習っていたので、歌いながらキーボードを弾く彼の姿に、相当の懐かしさを覚えた。私も、続けていたらこれくらいにはなれたのだろうかと思ったが、続けていたとしても、努力しなければ上達はしない。同じようになれるはずがないかと思った。
ちなみに余談ですが。
この「小野寺通」さんという方。トークの時に、「吉祥寺駅北口駅前の、ハモニカ横丁内、ローストチキンがくるくる回っているバル「ポヨ」でコーヒーを飲んで・・・あそこでコーヒーを飲むのは俺くらい」という話をしていたのだが、後で調べてみたら、そこの店長サンらしい。
・・・ちゃっかり店の宣伝を兼ねていた。恐るべし。
そうして、とうとうトリ。「すなどけい」の出番がやってくる・・・。
待て! 2へ!!
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